DVD-3800BDDENON
DVD-3800BD
¥336,000(税込)
発売:2008年3月上旬

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同社DVDプレーヤー上級機「DVD-A1XVA」で開発されたさまざまな高画質回路を継承

【SPEC】●接続端子:HDMI×1、コンポーネント×2(RCA/BNC)、コンポジット×1、S映像×1、デジタル音声(光1、同軸1)、アナログ2ch×1、7.1ch音声×1、コントロール端子、RS-232C端子、ルームtoルーム(IN1、OUT1) ●SN比:125dB ●全高調波歪率:0.0008% ●ダイナミックレンジ:110dB ●消費電力:60W ●外形寸法:434W×139H×399Dmm ●質量:10.8kg

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テストレポート
一目でクオリティの違いがわかる映像と音声の再現力

トランスポートのDVD-2500BDに続き、いよいよデノンから初の力作BDプレーヤーが登場した。オリジナルの高精度メカや3ブロックの分離構造など共通化しながら、ドルビーTrueHDやDTS-HDマスターオーディオなどのHDオーディオのデコーダーをフル装備。HDMI経由による忠実なビットストリーム伝送が可能だ。あわせてアナログの7.1ch出力も備えるので、例えばプロジェクターへダイレクトにHDMIでつなぎ、AVアンプにはマルチチャンネルで送り出せる。これぞ理想のAVスタイルではないか。

音声・映像ともにエポックメーキングな仕様が満載だが、中でも高音質サラウンド回路のD.D.S.C-HDは、プレーヤーで初の採用となる。信号処理の各ブロックを独立させ、相互干渉をシャットアウトするねらいだ。さらに32ビットフローティングDSPを2個を有すデコーダー部や、音声DACについても 192kHz/24bitのグレードのものを全チャンネルに奢った。一方映像系は1080/24p出力はもとより、ディープカラー対応やスケーラー &I/P変換用のデバイスとしてREALTAを投入したことが目をひく。3管などのプロジェクターユーザーには、RCAとBNCによる2系統のコンポーネント出力は魅力だろう。S映像、コンポジット映像出力に、音声の同軸/光出力も備える。背面の豊富な端子群は、2500BTのシンプルさとは対照的だ。これならどんな機器との接続も安心だろう。

ビットストリーム伝送の研ぎ澄まされた純度感や色のキレ味のよさ、加えてうわずったところのない重厚な黒階調など、一目で映像の品位が違うと感じた。見慣れたBD盤「オペラ座の怪人」がもうひと皮むけたようで、仮面舞踏会の極彩色の輝きにも圧倒されっぱなしだった。すべての色が生き生きとし、クリステーヌの透明な肌がぬけだすようだ。階調と色情報のたっぷり感は、これまでの再生機で味わったことのない次元である。

サウンドは屈指の情報量とS/Nのバランンスが高度で、3次元に広がる音響空間が印象的。舞台せましと歌い踊る、華やかでダイナミックな音響効果を満喫させた。「レジェンドオブジャズ」はボーカルやギター、ピアノなどの響きがまさにニュアンス豊か。スタジオライブらしい体温感まで味わえた。

本機のライバルはDVD-2500BTだろう。徹底的にシンプルにいくか、多彩なインターフェースと豪華さを楽しむか。贅沢な悩みである。

(text:林正儀)
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