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SC-T33SGDENON
SC-T33SG (33SGシリーズ)
¥27,825(税込)
発売:2008年3月下旬

CXシリーズの技術を搭載した5.1chスピーカー「33SG」シリーズ

価格は1本
ビジュアルグランプリ2008 SUMMER ≪スピーカーシステム(5.1ch訴求型)部門≫受賞モデル

【SPEC】●形式:2ウェイ・3スピーカー、バスレフ型、防磁設計 ●ユニット:ウーファー→10cmコーン型×2、トゥイーター→2cmソフトドーム型×1 ●入力インピーダンス:6Ω ●最大許容入力:200W(PEAK)、100W(JEITA) ●周波数帯域:30Hz〜60kHz ●クロスオーバー周波数:2kHz ●平均出力音圧レベル:83dB ●外形寸法:W224×H942×D248mm ●質量:10.0 kg(1台) ●付属品:スピーカーケーブル(3m)

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月間AVレビュー

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート
ヨーロッパのサウンドデザイナーとDENONのスピーカー技術陣による共同開発

ピュアオーディオ向けスピーカー「CX」の技術を踏襲した、サラウンド向けスピーカーシステム。CXシリーズと同じくサウンドデザインはヨーロッパの技術者と共同で行われ、ルックスもCXに通ずる落ち着きのある佇まいだ。

技術面で最大の特長は、これもCX譲りの「D.D.L.コーン」採用ユニット。D.D.L.はDENON Double Layerの略。緻密なシミュレーションで設計された2層構造の振動板を用いることで、広帯域に渡り正確なピストンモーションを実現するものである。

ソフトドームトゥイーターには、ドーム内の空気の熱膨張を防ぎ、振動板のセンタリングを保つベンチレーションホールを設置。こちらもモーションの直進性の維持が目的だ。ダブルウーファー構成のフロア型には「P.P,D.D.(Push-Pull Dual Driver)」方式を採用。振動板エッジを互いに逆向きにした2つのユニットが歪みを打ち消し合い、クリアな低音再生を実現する。

今回は同社のAVアンプ「AVC-2308」と組み合わせて試聴を行った。BD「イノセンス」冒頭。事件現場を取り囲む野次馬、雑踏の音数が多い。音場の見通しは良好。効果音の音当たりはややソフトではあるが、鈍っているとか甘いとかいう感触ではない。質を損ねずに聴きやすさを高めている。台詞が中心となる、検死官との対話場面。人の声も堅くなく、適度にほぐれている。聞き取りやすく聴き疲れない。それぞれの台詞の定位、位置関係も明確だ。

BDタイトル「LEGEND OF JAZZ」では、ウッドベースの胴の響きをSWがうまく補足していることが感じられる。システムトータルでのバランスがよい。ギターソロはスピーカー側の音色の柔らかさとうまくマッチし、フレーズが優しく転がる。

CD再生により、トールボーイ「SC-T33SG」のステレオ再生能力も確認した。ウッドベースの胴の木質の響きが感じられ、量感もこのサイズにしては十分。輪郭はやはりソフト気味だが、音程感を損なうような緩み方はしない。歪ませたギターのジャキッという鋭さは少し抑えられるが、その分厚みと音色の旨味を増す。

穏やかな音調で聴きやすい。それでいて、聴き込んでも不満を感じさせないだけの基本的な資質の確かさを持つスピーカーだ。

(text:高橋敦)
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