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C-03ESOTERIC
C-03
¥840,000(税込)
発売:2008年3月下旬

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同社初のステレオプリアンプ

【SPEC】●周波数特性:5Hz〜120kHz(-3dB)、10Hz〜35kHz(-0.5dB) ●定格出力:2V ●出力インピーダンス:RCA出力47Ω、XLR出力100Ω ●全高調波歪率:0.005%(1kHz、2V入力)、0.001%(1kHz、2V入力、Awgt) ●SN比:100dB(2V入力、Awgt) ●ゲイン:0dB(default)/+12dB 切換式 ●入力感度:定格出力時2.05V/850mV、出力時:870mV/400mV、出力時:410mV(Gain=0dBモード) ●入力インピーダンス:40kΩ ●最大許容入力電圧:7V ●最大出力レベル:7V ●入力端子:RCA×3系統、XLR×2系統 ●出力端子:RCA×2系統、XLR×1系統 ●入力レベル:TTLレベル相当/75Ω ●電源:100V AC 50-60Hz ●消費電力:18W ●外形寸法:445W×129H×383Dmm(突起部含む) ●質量:約22kg

月間AVレビュー

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート
エソテリックはいわずと知れた日本を代表するハイエンドオーディオメーカー、ブランドのひとつである。そして昨年、ブランド誕生20周年を迎え、一層の活性化を見せている。製品分野の発展と拡大を図り、セパレート型、一体型プレーヤーのみならず、デジタル方式を含むプリメインアンプも発売。さらに同ブランド初のスピーカーシステム(生産はUK)も展開をスタートさせた。

ここで紹介する真空管方式パワーアンプ「A-100」とプリアンプ「C-03」もブランド初の製品。スピーカーシステムもそうだが、これらの出現によってエソテリックは世界的にも数少ない音の入口から出口まで、製品ジャンルに片寄りのない高級総合ブランドへの道程を歩み始めたことになる。

「C-03」はプリアンプ。前記「A-100」同様にエソテリック初の製品化だ。同ブランドとしては「A-100」とのコンビネーションを意識しているだろう。実際は組み合わせて聴けば、それは素晴らしいサウンドクオリティで第一級の存在に間違いない。「A-100」はいわゆる“球の音”の甘ったるいイメージを完璧なまでにブレークスルーしているから、半導体方式の「C-03」の現代的な音の方向性との違和感はない。両機の組み合わせを意識するのは当然であろう。しかし、現実に最も大切なことは相互の自立。内外他社製品との他流試合、というかコンビネーションで実力を発揮するか否か、これこそが重要だ。

そこで改めて「C-03」だが、満を持しての発売にふさわしいポテンシャルを持つ。デザインイメージは同ブランドの高級プレーヤーと共通。内部は完全デュアル・モノラル構成。200VAのトロイドコア型電源トランスを左右独立で採用。プリアンプの電源容量としては超強力だ。コントロール部に使われるマイコンからの信号ラインは全てフォトカプラーでアイソレート。さらに再生時はマイコン動作が自動停止する。デジタル雑音のオーディオ回路への混入はない。内部配線材は6Nに加え、何と8N純度銅線が使用されている。

機能はシンプルで、トーンコントロールや録音機用出力などを一切排除する。一方、各入力でレベルとバランスの設定ができ、切り換え時の信号はフェードイン/アウトするなど芸の細かさを持っている。

音質は現代的でワイド&フラットレスポンス。SN比やダイナミックレンジも十二分に確保されている。聴こえは充実して、厚手な中低域と繊細な高域が印象的だ。ドライな方向に向かわず、温度感と湿度感がある。高級装置向きであり、多機能志向の方には適合しない。(藤岡誠/「オーディオアクセサリー」129号より転載)
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