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AVC-1909DENON
AVC-1909
¥84,000(税込)
発売:2008年8月上旬

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各140Wの出力(実用最大・6Ω時)を実現した7.1ch対応のAVアンプ

【SPEC】●実用最大出力(6Ω時):140W×7 ●定格出力:90W×7 ●周波数特性:10Hz〜100kHz(+1、-3dB) ●S/N比:入力3/出力1 ●HDMI端子:入力3/出力1 ●音声入力端子:光デジタル×2、同軸デジタル×2、アナログ(LR)×7、アナログ(7.1ch)×1 ●音声出力端子:光デジタル×1、アナログ(LR)×1 ●映像入力端子:D5×3、S×3、コンポジット×3 ●映像出力端子:D5×1、S×2、コンポジット×2 ●消費電力:250W ●外形寸法:434W×171H×377Dmm ●質量:11.4kg

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※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート
Ver.1.3a対応のHDMI端子を入力3/出力1系統搭載

HDオーディオのデコードに対応するAVアンプの中で、一番身近な製品は税抜き8万円のプライスゾーンに集まっている。この価格帯のAVアンプの市場に、デノンが強力な新製品をぶつけてきた。型名はAVC-1909、09年モデルの先陣を切る製品であることがそのネーミングからもうかがえる。

バージョン1.3aのHDMI入力を3系統揃え、Deep Colorやx.v.Colorをフルサポート。同出力からはアナログを含む各種ビデオ信号をアップデートした1080p信号を取り出すことができる。広帯域化した信号間の干渉を抑えるために信号経路の短縮と基板構成を独立させたレイアウトを同時に実現するなど、HDオーディオをサポートする上位機種のノウハウを随所に取り入れたうえで、定格で90W×7と余裕のある出力を実現。

機能面では番組とCMの音量差などを自動制御するAudysseyダイナミックボリュームを初搭載したことに注目したい。同技術がユニークなのは部屋の音響測定データを参照して動作する点にあり、台詞の明瞭度などに顕著な差が現れるとされる。

ステレオソースで確認したアンプとしての基本性能は10万円超のモデルに肉薄する水準だ。特に音圧が瞬間的に上がる部分のゆとりは確実に向上しており、低音の土台がふらついたり、ピークが押さえつけられるような感覚がない。

その余裕はHDオーディオのマルチチャンネル音源にも当てはまり、容赦なく全チャンネル均等にエネルギーが分布する最近のアクション映画でもディテールがぼやけないのは立派なものだ。台詞、音楽、効果音のバランスも終始崩れることがなく、特に台詞は余計な付帯音を加えずに高い明瞭度をキープする。同価格モデルの中で比べるとスペックの数値で際立つ点はないが、数字には現れない実力というものが確実に存在する。本機の場合は、電源部の設計や信号経路の短縮が成果を上げているというのが筆者の推測である。いずれにしても本機の登場によって、この価格帯が一気にAVアンプの激戦区になったことは間違いない。

(text:山之内 正)
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